JFPS (Japan
Flyball promotion Society 日本フライボール育成協会)について
update: 2015.7.22
日本フライボール育成協会(以下JFPS)は日本におけるフライボール活動を全国規模で展開し、犬種、開催地を問わず公平に楽しめる、また国際的にも通じる競技会の運営を目指します。
JFPS公認フライボール競技会、フライボール検定は協会に登録、承認されたクラブ及び犬を対象に行われます。JFPS公認フライボール競技会では、そのチームの競技会での完走タイムに応じて、JFPSは得点(JFPSポイント)を与え、その得点の加算によってJFPSタイトルを与えます。
将来、日本のチームが海外のチームと競技する事をふまえて、JFPSルールはできる限りNAFA(North American Flyball
Association, Inc.) のルールに沿って行きたいと思います。 また、新しい犬の育成を重視したシングルスクラス、ペアーズクラス、プリフライとシングルクラスに関しては、U-FLI ( United Flyball League International, Inc.)の了承のもと、そのルールに準じて行っています。
以下に今後のJFPS運営方針の概略を記します。
クラブの登録及びクラブ番号の交付
· クラブの登録の申しこみに必要な情報
1. クラブ名(クラブ名とチーム名が同じでも良い)
2. クラブオーナーの名前、住所、連絡先、E-mail(もしくはFax#)
3. クラブの主な活動場所
1. JFPSクラブチームは、レギュラークラス 、もしくは準レギュラークラスに1チームをJFPS公認トーナメントに参加させることができる。JFPS登録クラブはレギュラー、準レギュラーに合計6匹までのクラブに登録している犬を競技会に参加させることが出来る。他のクラスに関してはチーム数、犬の数に制限はない。
クラブオーナーはクラブの発足に携わり、日常のクラブ活動において中心的な役割を果たし、責任を持てること。クラブオーナーがその責務を継続できない場合は、そのクラブオーナーの下でのクラブは解散する。一人が一度に持てるJFPSクラブは1つまでとする。(2015年1月1日から適用)
2. クラブ登録番号は受領順に1番からの通し番号とする。
3. クラブ登録番号の申しこみは上記1,2及び3の情報を添えてJFPS事務局宛、E-Mailにて受け付けます。後日所定の申し込み用紙に再度情報の記入すること。
4. JFPS事務局はクラブの会費、年10000円を受領することで、その年度の競技会出場資格をそのクラブ並びにそのクラブに所属する犬に与えるものとする。継続されるクラブの年会費は12月31日までに翌年分を所定の口座に振り込む事。正当な理由なしに期限までに振込みがない場合はクラブ登録が抹消される場合がある。
5. JFPS公認競技会の参加申し込みはチームが所属しているクラブの登録番号が必要である。参加申し込みをする時点でクラブの状態は出場資格の停止中、JFPSフライボールクラブの資格剥奪などがなく、年会費を完納していること。
6. クラブの出場資格が停止された期間の年会費の返還は行われない。JFPSの判断でJFPSフライボールクラブの資格が剥奪された場合は、年会費を12等分して、未使用の月額分をそのクラブに返還する。
7. JFPS事務局はそのクラブの競技会場内外を問わず、そのクラブの活動が、著しく社会的良識にかけると思われる言動が見られた場合、スポーツマンとして恥ずべき行いがあった場合、JFPS事務局もしくはJFPS競技者、競技関係者と良好な信頼関係の維持、構築が難しいと判断された場合は、そのクラブの競技会出場資格の停止、JFPSのクラブ資格の剥奪をする場合がある。
8. 過去に出場資格が停止されたクラブの再登録、クラブ資格が剥奪されたクラブのクラブメンバーによる新規クラブの登録申請、移籍に対しては別途、協会にてJFPSの環境に対する適正を審査し、資格を承認しない場合がる。
9. JFPS事務局は規約および競技ルールの一部、あるいは全部を予告無しに変更することがある。大きな変更は掲示板、クラブオーナーへの通知などで連絡を行うが、必ずしもその限りではない。そうした変更に伴い、脱会を希望するクラブに対して事務局は未使用の年会費の月額分を払い戻す。
フライボール犬の登録及び番号の交付
· フライボール犬登録の申しこみに必要な情報
1. 犬の呼び名
2. 犬の正式名称(賞状に記載して欲しい名前)
3. 犬種
4. 犬のオーナー(又はハンドラー)の名前、住所、連絡先、E-mail
5. クラブ名(もし所属がまだ決まっていない場合は所属後直ちに連絡する事)
· 犬の登録料は一匹に付き2000円(永年)
· この番号が無ければ競技会、フライボール検定には参加できない。
· この番号でポイント、タイトル、及び過去の賞罰(人もしくは他の犬に対しての攻撃的な行動等)の管理を行う。
· 番号は西暦の下2桁に3桁の通し番号をつける。例: 03010は2003年に登録された10番目の犬
· フライボール犬は一度一つのクラブで競技会に参加したら例外を除いて、3ヶ月間は他のクラブでは競技会に参加できない。(例外:新しいクラブを設立するとき及び所属クラブが崩壊し存在しなくなる時)。オープンクラス、パフォーマンスチームに参加する場合はその限りではない。
· フライボール犬の登録番号の申しこみは事務局宛E-mailにて受け付け、後日所定の申し込み用紙に記入する事。
· JFPSの環境にそぐわないとJFPS事務局が判断したハンドラー、オーナー、もしくは競技者の関係者は、その人が最も関係する犬(1匹もしくは複数)の出場資格を停止、剥奪することがある。それによる登録費の返還はない。
フライボールスクールの登録及びスクール番号の交付
スクールの登録の申し込みに必要な情報
1.スクールとは特定のクラブに属することなくフライボールの基本的な動きを学ぶ事ができる場所の事を言う。犬がフライボールの基本的な動き、他の競技犬、ハンドラー並びに他の競技者との関係を習得後、レギュラークラスに4~6匹のチームでレギュラー、準レギュラー、ベテランクラスに競技としてのフライボールに進む場合には、競技会参加資格を有するクラブに所属する必要がある。JFPSに登録したスクールは、スクール名、スクールの責任者の氏名、スクールの活動場所(都道府県)、ホームページもしくは連絡先などの情報がJFPSのHPに「フライボールを教えている場所」として紹介される。スクールに所属する犬は、JFPS犬登録番号を取得後、プリフライト、ペアーズ、シングルスなど、JFPSポイントに関わらない種目に参加することができる。
2.スクールの責任者とはそのスクールで実際にフライボールを教える本人、もしくはフライボールを教えるトレーナー、インストラクターに対して責任を負うことができる立場の人を言う。スクールの責任者はスクール登録とは別に一つのJFPSクラブのオーナーになる事ができる。
3.スクール登録番号は申し込み受領順にSから始まる001番からの通し番号とする。スクールより犬登録をされる犬の登録時所属クラブはスクール名となる。
4.スクール登録番号の申し込みは上記1,2及び3の情報を添えてJFPS事務局宛、E-mailにて受け付ける。後日所定の申し込み用紙に情報を記入する事。
5.JFPS事務局はスクールの会費、年10000円を受領する事でその年度の競技会出場資格(プリフライト、ペアーズなど)をそのスクール並びにそのスクールに所属する犬に与えるものとする。継続されるスクールの年会費は12月31日までによく年分を所定の口座に振り込むこと。正当な理由なしに期限までに振込みがない場合はスクール登録が抹消される場合がある。
6.JFPS公認競技会(プリフライト、ペアーズ等)に参加申し込みする犬は、有効なスクールもしくはクラブの登録番号が必要である。参加申し込みをする時点でスクール、クラブの状態は出場資格の停止中、JFPSフライボールクラブ、スクールの資格剥奪などが無く、年会費を完納していること。
7.スクールの出場資格が停止された期間の年会費の返還は行われない。
8.JFPS事務局はそのスクールの競技会会場内外を問わず、そのスクールの活動が著しく社会的良識にかけると思われる言動が見られた場合。スポーツマンとして恥ずべき行いが会った場合、JFPS事務局もしくはJFPS競技者、競技関係者との良好な信頼関係の維持、構築が難しいと判断された場合は、そのスクールの競技会出場資格の停止、JFPSのスクール資格の剥奪をする場合がある。
9.JFPS事務局は規約及び競技ルールの一部、あるいは全部を予告なしに変更する事がある。大きな変更は事前に掲示板、クラブオーナーへの通知などで連絡を行うが、必ずしもその限りではない。そうした変更に伴い、脱会を希望するスクールに対しては事務局は未使用の年会費の月額分を払い戻す。
HOT LINE(目安箱)の創設
フライボールはチームスポーツであるが故に、クラブ内、クラブ間、事務局との連絡にインターネットの果たす役割は大きいと考えます。しかしながら、その誤った活用方法によって競技者間およびJFPS内の健全な環境の維持に与える影響は、無視できないものがあります。JFPSはインターネット上での健全な環境の維持も、フライボールの普及、育成に不可欠な要素と考え、JFPSの健全な環境の維持のための大切な一部と考えます。
自分、もしくはみんなと意見が異なると言うことは、ネット上で相手に対して敬意を払わなくても良い、と言うことを正当化するものではありません。JFPSでは内容がフライボールに関係有る無しにかかわらず、JFPSクラブ、競技者、ならびにその関係者の間で相手に不快な思いをさせる以下のようなインターネット上での行為を、厳しく禁じます。
・ 掲示板等への匿名による書き込み。
・ 現実の世界で個人を特定できないようなハンドルネームでの書き込み。
・ 特定個人に対する質問を公開の形でする書き込み。
・ 特定個人に対する質問、意見を明確な意図がなく、複数配信の形ですること。受取人の扱い方に責任が取れないような複数配信。
・ 特定個人に対する複数の個人からの集中的もしくは連続的な誹謗中傷のメール、書き込み。
・ 他人の意見、書き込み等を本人の許可無く引用、複写、転送すること。
・ 他人のメールアドレスを管理できない状態で公開すること。
・ その他、特定個人または一般読者が不快、苦痛に思うような表現・手段での発信方法。
各クラブオーナー、クラブメンバー、一般競技者はインターネット上での異常な行為を慎み、加速しないように気を配ること。知っていて、放置している者、本意ではなくても同調するも者も同等とみなします。
上記のようなネット・ハラスメント(ネット上の嫌がらせ、いじめ)を目撃した場合は、そうした通信を印刷して、JFPSまで郵送してください。印刷物には嫌がらせをしている人の名前、不快な思い、苦痛を感じている人の名前などがわかる場合は、明記してください。JFPSでは1回目の通報では経過を観察します。2回目以降の通報により、ハラスメントを受けている人の承諾を得た後、調査に入ります。
調査の結果、悪質と思われるネット・ハラスメントが明らかになった場合は、ハラスメントを行っている側に警告を与えます。事態に改善が見られない場合、クラブなどの集団で行われている場合には、クラブの競技会出場資格の停止、剥奪等、個人による場合は、その個人に最も近い犬(1匹もしくは複数)の競技会出場資格の停止、永久剥奪、ポイント、タイトル等の没収等を実施します。実施後もハラスメントが続くようであれば、しかるべき対策をとります。
HOT LINE (目安箱) の送り先 : 〒419-0106 静岡県田方郡函南町平井1753-1893 JFPS事務局
999(スリーナイン) クラブの創設
フライボールを始めようと思っていて適当なクラブが見つからない人、新しくクラブを立ち上げようと思ってメンバーを探している人など、特定のクラブに所属しての活動が難しい状況にある犬たちは999クラブに席を置くことにより、一時的にJFPSの競技会に参加することができます。999クラブに席を置く犬は、ベテランクラス、
シングルスクラス、ノービスペアーズクラス、プリフライトクラスに参加できます。
競技会の開催
· JFPSの競技会年度は1月1日~12月31日とする。
· JFPSの公式競技会は基本的にクラブからの申請を受け、JFPSにて承認されたものがスケジュールとして掲載される。競技会の開催を希望するクラブは4ヶ月前までにJFPSに申請すること。
· JFPS競技会への申し込みは、各競技会開催案内に記載された締切日までに、所定の様式に必要事項を記入して、Eメールにて申し込む。
· 参加申し込み料は締め切り日までに下記のJFPS事務局の口座に振り込むこと。申し込み締め切り日以降の参加申し込み料の払い戻しは、原則として行わない。
· 会場によって参加費が別途定められるものについては、それに従う。
登録費などの振込先
郵便振替口座
口座記号: 00860-4
口座番号: 86152
加入者名:
JFPS(ジェイエフピーエス)
· クラブ登録費、犬の登録費、競技会参加費などを振り替えられる時は備考欄にクラブ名、犬の名前又はチームの名前など必要事項をご記入くださいますようお願いします。
ご質問はE-mailにて受け付けます。