JFPS第2回トーナメント 結果
JFPS第2回トーナメントは2006年1月15日(日)千葉ポートパークにて開催されました。
天気予報によると週末にまとまった雨が降ると言うことで、当日の天気、グラウンドコンディションが心配されましたが、早朝の会場は前日の雷を伴う激しい雨が嘘のように雲が切れ、星がまたたいていたのでトーナメントの開催を決定しました。フライボールをしたいと言うみんなの熱意が雨雲を吹き飛ばすのでしょうか?本当にありがたいことです。
会場のセットアップは順調に進み、スタートライト&センサーの組み立てに入ったときに問題が起こりました。センサーのスイッチが入りません。優秀な頭脳がたくさん集まって、トラブルの原因の解明がはじまりました。迅速に必要な材料を買出しに行ってくださった方、専門知識を駆使してセンサーを直してくださった方、試合開始の遅れに文句を言わず耐えてくださったチームの皆さん、スタートライト&センサー無しでも何とか行えるノービスクラスを先行して行う方法で、時間の遅れを少しでも取り戻せる様に協力をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。センサーに通電が確認されスタートライトに明かりが順に点灯したときの盛り上がりは忘れられません。一難去ってまた一難と言う感じで次々に問題が起こり、その度にもうあきらめよう、マニュアル計測で試合を行なうしかないのではないかと何度も思いました。チームの実力が上がり、センサー無しでは交差のジャッジが難しい今ではつらい事になるのは目に見えていました。試合が開始されてから数試合は第2レーンのセンサーが動かない状況で行われました。その間ラインジャッジを引き受けてくださった方はタイムを取りつつ、犬の交差を見ると言う大変な役割をお願いすることになりました。試合は3時間近くの遅れを取り戻すため休憩も取らずに行われました。参加者の皆さんにはご心配とご苦労をおかけしましたが、今回ほど皆でトーナメントを作り上げていると感じた大会はなかったのではないかと思います。
さて、センサータイマーが直ってからの試合の方はとても順調に進みました。試合開始が遅れた結果、多少湿っていたグラウンドも時間と共に乾いていき、コンディションはよくなっていきました。フリーウェイロケッツが第4レース3ヒート目に20秒08と言う前回の記録を破るタイムを出しました。そしてその後、チームYJCが第6レース2ヒート目、日本で初めて20秒を切る19秒84を出し、その直後3ヒート目では再び記録を破る19秒23を記録しました。チームYJCは今回のトーナメントで19秒台を5回出しました。
試合の結果は以下の通りです。
第1ディビジョン 優勝: チームYJC (ベストタイム 19秒23)
2位: Free Way Rockets (ベストタイム 20秒08)
3位: いけいけボンバーズ(ベストタイム 20秒47)
第2ディビジョン 1位: SSDC (ベストタイム 21秒95)
2位: Free Way Success (ベストタイム 21秒97)
3位: チームスプラッシー (ベストタイム 24秒01)