第138回JFPSフライボールトーナメント@M'sドッグラン 結果
第138回JFPSフライボールトーナメントは2015年10月4日 Sky Flap Dogの主催で静岡県M'sドッグランにて開催された。レギュラークラス4チーム・準レギュラークラス5チームの合計9チーム、シングル2匹、ノービスペアーズクラスに 1チームが参加して競技を行った。秋晴れの青空の下、富士山を望む会場で楽しくレースを行った。
レギュラー・準レギュラーは シードタイムによって二つのディビジョンに分け、第1ディビジョンはシードタイムが23秒以下のレギュラー3チーム、準レギュラー1チームによる4チームでシングルラウンドロビン(4/4)の後、エリミネーション( 3/5)を行った。 トーナメントとしての順位はシングルラウンドロビンの勝ちヒート数で決定され、エリミネーションはヒート数調整のために行われた。今後はシードタイムが近いチームが増えればエリミネーションの結果を基に順位を決定するようなレース形式を取っていけるとよりエキサイティングなトーナメントになっていくと思う。今回はリッキーズに故障犬が出てE/Oとなり、またSky Flap Dogがスピードで勝っていたため、3ヒートずつのレース展開となった3/5レースフォーマットだが、少しずつレースの組み立てやチームとしての戦略を考えて行くのも面白いのではないだろうか?
第2ディビジョンはレギュラー1チーム、準レギュラー4チームの計5チームによるシングルラウンドロビン(5/5)を行った。準レギュラーには順位がつかないのでREGEND OF KINGDOMの1位は決まっていたが、レースの勝ちヒート数によっても、実質的な1位だった。
今トーナメントからスタートライトが新しくなった。LEDを使って以前のライトよりは見やすくなったと思う。またラインジャッジやヘッドテーブルからもライトが見えるようになった。
病気や怪我といった人や犬の故障は、(もちろんそうならないように注意して行動する事は大事な事だが、)どんなに注意を払っていても起こる事はある。スポ根ドラマや漫画でなら、怪我をおして・・・という事もあるかも知れないが、そんな行動はフライボールでは全く必要ない。
また、「完走する事」を目指して、失敗した犬に何度も「再走」を強いるシーンも見かけるが、是非状況を良く判断してレースを行ってほしい。まず一番に考えなくてはならないのは「自分の犬の事」だ。その「再走」が本当に犬のためになるかを良く考えてから犬を送り出してほしい。混乱している犬に再走をせまる事は、「失敗を繰り返す」事によって「失敗を日常化」又は「恒例化」させる事になりかねない。時にはそのレースやヒートを潔く捨てて、次のレースやヒートにかける事も必要だ。
悲しい事に競技犬生(プライムタイム)は長くはない。少しでも長く愛犬との時間を過ごせるためには如何に行動すべきかを今一度じっくり考えてほしい。
参加チームと結果は以下の通り。
第1Div.
チーム名 | シードタイム | ベストタイム | 勝ちヒート数(S/R) | |
1 | Sky Flap Dog | 21"00 | 20"31 | 10 |
2 | TEAM LEGEND | 21"50 | 21"72 | 7 |
E/O | Ricky's | 21"50 | 23"02 | 0 |
準 | FANTASY | 23"00 | (22"02) | 6 |
( )*は参考タイム
第2Div.
チーム名 | シードタイム | ベストタイム | 勝ちヒート数(S/R) | |
1 | LEGEND OF KINGDOM | 24"60 | 26"52 | 15 |
準 | 陽だまりFC | 24"00 | (23"23) | 12 |
準 | Lea Lea | 25"00 | (27"39) | 7 |
準 | Carpe Diem | 26"00 | (27"96) | 5 |
準 | SKY-HIGH | 28"00 | (31"99) | 2 |
( )*は参考タイム
シングルス&ペアーズ
チーム名 | DOG1 | DOG2 | DOG3 | DOG4 | ベストタイム | |
S | LEUN | LEUN | 5.105 | |||
S | ゆき | ゆき | N/A | |||
P | オール4わん! | パティ | まな |
今回のトーナメントでタイトルを獲得した犬は以下の通り
FDCh−G ティノ(Sky Flap Dog) / クルー(FANTASY)
FDCh−S ライム(チーム☆ハピネス)
FDX LEUN(TEAM LEGEND) / T.レノ(WONDER WAN)
FD アヴィ(陽だまりFC)