第1６回ＪＦＰＳフライボールトーナメント＠千葉ポートパーク結果

第1６回ＪＦＰＳフライボールトーナメントは2007年11月11日に 千葉県千葉ポートパークにて開催されました。前日は激しい雨が降り、当日の天気予報も午前中は雨が続くという事でした。雨に備えてボックス周りとスタートラインにイージーアップを立てて試合を開始しました。その後近所では雨が降ったようですが、ポートパークには雨が降らず、支障なく全レースを行うことができました。

参加チームと結果は以下の通りです。

ディビジョン１は4チームによるダブルラウンドロビン（３／５）、ディビジョン２は ５チームによるシングルラウンドロビン（５／５）を行い、ディビジョン１は勝ちレース数、ディビジョン２は勝ちヒート数で順位を決定しました。

ディビジョン１は勢いのある14連勝中のYJCを押さえ、チーム初の18秒台のタイムをいくつも出しSwimmers Lab.が初優勝を達成しました。2006年に設立されたSwimmers Lab.はその名前の通り、研究熱心なチームでした。チームの個々の犬達の実力にくわえ、チームの結束力がタイムの向上と接戦での勝負強さと言う形で現れてきました。2位以下のチームもそれぞれチーム新の記録を出す見ごたえのあるレースを展開してくれました。

今回見事ディビジョン1での優勝を達成したSwimmers Lab.を初め、力をつけてきた多くのチームを見るにつけ、今まで手を抜くことなく絶対的な存在として皆さんの目標となり、引っ張ってきたチームYJCに深く感謝の意を表したいと思います。

ディビジョン2ではCHDが初優勝を遂げました。チーム4匹中4匹とも異なった犬種（BC,AS,ラブ、パピオン）というマルチのチームの優勝は、フライボールはどんな犬種でもそれぞれのレベルで楽しめるドッグスポーツということを改めて感じさせてくれるフライボールらしい試合を展開してくれました。

今回初めての試みとなったベテランクラスには1チームのエントリーがありました。7歳以上の犬達による複数のクラブからなる混成チームでは勝負に関係なく、最低のジャンプ高さ（7インチ）を楽しそうに走る犬達が印象的でした。これを機会に多くのベテラン犬の活躍の場が開ければよいと思います。

ノービスクラスでは6クラブから計7チームのエントリーがありました。今回初めてフライボールデビューをした犬、もういつでもレギュラーに出れる犬、再調整中の犬、など、それぞれの過程で実戦経験をつむことが出来る場です。NAFAの競技運営を出来るだけ忠実に再現するJFPSが唯一まだ発展途上にある日本の実情にあわせ設けたクラスです。ノービスの人（犬）たちにとってはレギュラーの試合を見て勉強でき、またレギュラークラスと掛け持ちの人には出やすいなど、新人（犬）育成の場として有意義に活用してもらえれば良いと思います。

ディビジョン１・２共に数多くの接戦が繰り広げられ、競技をしているチームはもとよりリング外から見ている側も楽しかったのではないかと思います。ライバルや目標があるから楽しいフライボールです。これからも、互いに切磋琢磨しあい、がんばってほしいと思います。

初優勝を飾ったSwimmers Lab.

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