第19回JFPSフライボールトーナメント@秋ヶ瀬公園 結果
第19回JFPSフライボールトーナメントは2008年2月17日に 埼玉県秋ヶ瀬公園希望の国グラウンドにて開催されました。
参加チームと結果は以下の通りです。
ディビジョン | 順位 | チーム名 | クラブ名 | 勝ちヒート(シード) | ベストタイム | シードタイム |
ディビジョン1 (B/Oなし) |
優勝 | Swimmers Lab. | Swimmers Lab. | 9 (S2) | 18.73 | 19.30 |
2位 | チームYJC | チームYJC | 12 (S1) | 18.99 | 18.50 | |
3位 | チームSky-Airs | チームYJC | 7 (S3) | 19.88 | 20.50 | |
4位 | STRIKE WYVERNS | STRIKE WYVERNS | 6 (S5) | 19.23 | 19.50 | |
5位 | RED VOLTAGE | SSDC | 6 (S4) | 19.73 | 20.00 | |
ディビジョン2 (B/O 20.50) |
1位 | 暴暴団 | 群馬暴暴団 | 11 (S1) | 20.66 | 21.50 |
2位 | SUCCESS | Free Way | 11 (S2) | 20.54 | 21.80 | |
3位 | チーム・スプラッシー | チーム・スプラッシー | 7 (S3) | 22.29 | 22.50 | |
4位 | Crazy Hot Dogs | Crazy Hot Dogs | 4 (S5) | 22.81 | 22.00 | |
5位 | YELLOW VOLTAGE | SSDC | 7 (S4) | 22.23 | 24.00 | |
ノービス (順不同) |
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舞 Wan Chan | CLUB BAルンPA | Fifa・Haku・Asura・Choko・Sary・チャッピー・Shinba・Panja | ||||
Crazy Hot Dogs | Crazy Hot Dogs | まりお・チャペル・リョーマ・サラ | ||||
FREE WAY | Free Way | なつ・ブルー・クレア・ラヴ・ぷんぷん | ||||
STRIKE WYVERNS-B | STRIKE WYVERNS | ブレス・さくら・悟空・ラッキー |
ディビジョン1・2共に5チームによるシングルラウンドロビン(4/4)を行い、その勝ちヒート数でシード位置を決定。その後シングルエリミネーション(3/5)で最終順位を決定しました。
ディビジョン1では午前中のラウンドロビン(総当たり戦)で第2シード位置を獲得したSwimmers Lab.が午後のエリミネーション(勝ち抜き戦)を順当に勝ち抜き、決勝戦で常勝チームYJCとの対決となった。決勝戦では疲れしらずのチームYJCが一日の終わりにもかかわらず18秒台のタイムも含め、3ヒートで試合を制したかのように思えた。が、レース終了後まさかのミスが会場で見ていた他のクラブから指摘された。チームYJCの本来のジャンプ高さは13インチでなくてはならないところを前のレースのまま12インチでレースを行っていた為、12インチで走ったヒートに対しては負けが宣告された。一方、Swimmers Lab.はリランも含め、きちっと3つヒートを終了していたため、勝ちが与えられ、レースを制した。Swimmers Lab.は2度目の優勝となった。タイムでも午前中に18.73をマークし、今大会のベストタイムだった。試合前にチームYJCから各クラブに栃木名産のいちごの差し入れがあったが、皆さんいちごの恩もさて置き、勝負の世界は厳しいようだ。
ディビジョン2では午前中のラウンドロビンで第1シード位置を獲得した群馬暴暴団と第2シード位置を獲得したSUCCESSが順当に勝ち上がり、決勝戦で対戦した。3/5の決勝戦ではその日のベストタイムの20.54もマークし最初の2ヒートを先取。そのまま、レースを制するかに思えたが、ここで群馬暴暴団は落ち着いてメンバーチェンジをして建て直し、第3ヒートを獲得。流れに乗った群馬暴暴団も本日のベストタイム20.66を見せつけ、相手のミスにも助けられまさかの3ヒート連取で逆転勝利を物にした。チームメンバーの確保と育成に長年苦労していた群馬暴暴団はついに念願の初リボンを手にする事となった。
ノービスクラスでは以前からこのクラスで経験をつんでいたCHDのリョーマとサラがレギュラークラスにもエントリーしデビュー戦で無事完走をした。ノービスクラスでは、各チームとも課題を一つずつクリアして進んでいるのが印象的だった。前回ではボールを使えなかった子がボールを取ってこられるようになったり、ハンドラーが並走しなくてもジャンプを飛べるようになったり、少しずつ集中力を持続させる時間が延びてきたり。他の犬と進みの速さを比べる事は必要ではない。自分なりのゴールを設定して毎回の練習やレースに臨んでくれればよいと思う。
うれしかったのは、チームがレースの構成を考えるようになった事だ。どのシード位置に入れば、相手はどのチームで、その時にはこのラインナップで臨もう・・・などチーム内でレースの駆け引きを考えていた。フライボールは競技自体は単調に思えるが、その裏にはラインナップを考えたり、他のチームと駆け引きをしたり、いろいろな戦略があるので飽きる事がない。
第2ディビジョン1位 暴暴団 : 初リボンを手に