第22回JFPSフライボールトーナメント@朝霧アリーナ 結果
参加チームと結果は以下の通りです。
クラブ名 | チーム名 | 勝ちヒート数 | ベストタイム | シードタイム | ||
Div.1 | 優勝 | チームYJC | チームSky−Airs | 16 | 20"00 | 20"50 |
2位 | チームYJC | チームYJC | 15 | 19"59 | 18"50 | |
3位 | STRIKE WYVERNS | STRIKE WYVERNS | 棄権 | 棄権 | 19"50 | |
Div.2 B/O 21"30 |
1位 | チーム・スプラッシー | チーム・スプラッシー | 11 | 21"91 | 22"50 |
2位 | Free Way | Success | 9 | 21"91 | 22"30 | |
3位 | CHD | CHD | 8 | 21"57 | 23"00 | |
4位 | TUNAMI | TUNAMI | 0 | 29"91 | --- | |
ベテラン | お達者CLUB-2 | ライム・ハチベェ〜・ブルー・アルタイル・ぷりん | 23"21 | ---- | ||
ノービス | CLUB BAルンPA | FIFA ・ HAKU ・ ASURA ・ SARY ・ CHAPPY ・ SHIMBA ・ PANJA | ||||
TUNAMI | あられ・キャスバル・さくら・ちょこら・クライフ・ミラク | |||||
CHD | サラ・まりお・エル・幸 | |||||
Free Way | クレア・ラヴ・ジュン・プリン・カブ |
前日から降り続いた雨でグランドコンディションはあまりよくなかったが、雨は10時ごろには上がり、トーナメントは時間を繰り下げて開催された。水溜りになっている場所には持参した川砂をまいて、レーンを確保した。
当初、第1ディビジョンは3チームによるトリプルラウンドロビン(4/4)、第2ディビジョンは4チームによるダブルラウンドロビン(4/4)を行う予定だったが、STRIKE WYVERNSの棄権により、第1ディビジョンが同一クラブ内での対戦になるため急遽予定を変更、レーススケジュールを組みなおし、6チームによるシングルラウンドロビン(4/4)を行った。 ディビジョンがまたがって総当り戦を行う場合、ディビジョン2のチームにはディビジョン1のチームと対戦する時もB/Oルールは適用される。
第1ディビジョンではチームYJCクラブの若手軍団、チームSky-Airsがディビジョン1で初優勝を果たした。チームYJCクラブの優勝回数はこれで今年に入って2回目となり、Swimmers' Lab.の2回にならんだ。
第2ディビジョンでも接戦が繰り広げられ、最後のSuccess対チームスプラッシーのガチンコ対戦を残した段階でチームスプラッシーの勝ちヒート数は10、フリーウェイの勝ちヒート数は6。フリーウェイが4ヒートを勝ち取れば逆転優勝という展開となったが、アクシデントの後遺症でフリーウェイは1ヒート落とし、チームスプラッシーが辛くも逃げ切った。チームスプラッシーは2回連続、今年に入って3回目のディくビジョン2の優勝を飾った。
今回の大会では地元静岡県のチームTUNAMIがレギュラーデビューを果たした。初めてのレギュラー戦にもかかわらずいくつもクリーンランがあったのはうれしい事でした。飼い主が舞い上がっている状態の中で犬たちは僕がガンパらなくっちゃと言わんばかりに真剣に走ってくれた。これからも暖かい声援をお願いします。犬種別ではゴールデンレトリバーが新たに加わり、19番目のフライボール犬種となった。
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降りしきる雨の中、天候の回復を信じ遠方から集まり、競技会を盛り上げてくれた皆様には大変に感謝致します。
その一方で、今回の競技会で強く感じたことがあります。日本で犬を飼っている人たちのマナーの意識の低さです。細かい事を数えだしたらきりがありませんが、雨で地面がぬかるんでいるような状況の中で、通常車の進入が禁止されている公共の草地に車で入る事に疑問を抱かないのはどうかと思います。自分の犬が足を滑らし怪我をする事を心配するのと同じ位の気遣いで、自分たちがつけた草地の中のわだちの上を走る子供たちの安全も考えられるようになってもらいたい。日本の公園には犬関係の活動に対して消極的な施設が多い。これは犬にたいする理解の不足に起因しているというよりは、犬飼のマナーの意識の低さに起因している部分が多いと思う。
アメリカやカナダでは市や小中学校の体育館を犬の活動の為に使わせてくれるところがいくつもある。フライボールの試合も練習もこうした施設を使わせてもらう事が多い。ただし、使用後はみんなでモップ掛けをしたりして犬が苦手な人たちに不快な思いをさせないように心がける。そうした文化が犬飼の先輩から次の犬飼に引き継がれていく。当たり前の事だが、ある地域社会で犬飼に与えてくれる権利はその地域の犬飼が社会的に果たす責任の範囲内でしかありえない。こう考えると、芝生地もなかなか貸してくれない現状では公共の体育館も犬に開放してくれるまでの信頼の道のりは長いとは思うが、希望は見えてくるのではないだろうか。フライボールの活動がクラブ単位での意識の向上に役立ってくれればこれほどうれしい事はない。