第41回JFPSフライボールトーナメント@館林市役所東広場 結果
第41回JFPSフライボールトーナメントは2009年11月29日 群馬県館林市役所東広場で開催された。 レギュラークラス10チーム・オープンクラス3チーム ・ベテランクラス2チーム・ノービスクラス3チームの合計18チームが参加して楽しく競技を行った。 天気予報では雨も心配されたが、当日は朝から雲ひとつ無い晴天で絶好のフライボール日和となった。
レギュラークラスは第1ディビジョン(3チーム)・第2ディビジョンの(5チーム)は それぞれ単独で、第1ディビジョンはダブルラウンドロビン(5/5)、第2ディビジョンはシングルラウンドロビン( 5/5)を行い勝ちヒート数により順位を決定した。第3ディビジョン (2チーム)とオープンクラス(2チーム)は合同でシングルラウンドロビン(5/5)を行い第3ディビジョンの順位を決定した。ベテランクラス(2チーム) は単独で直接対決を4レース(4/4)を行った。
参加チームと結果は以下の通り。
順位 クラブ名 チーム名 勝ちヒート シードタイム B/Oタイム ベストタイム Div.1 1 FREE WAY FREE WAY 15 19”50 N/A 19”05 2 チームYJC チームYJC 12 19”00 N/A 18”78 3 STRIKE WYVERNS STRIKE WYVERNS 3 19”50 N/A 19”93 Div.2 1 チームYJC Sky−Airs 16 20”50 19”50 19”55 2 SSDC SSDC 11 20”60 19”50 19”62 3 CHD CHD 8 21”50 19”50 20”43 4 チーム・スプラッシー スプラッシー 8 21”50 19”50 20”23 5 群馬暴暴団 雷神 7 21”00 19”50 20”50 Div.3 1 The PEANUTS FLYBALL DOGCLUB PEANUTS 18 23”00 22”00 22”31 2 STRIKE WYVERNS Barguest 16 23”00 22”00 22”89 Open チームYJC/Swimmers Lab. オープンYJC/SL N/A 22”50 N/A (21”82)* チームスプラッシー/TUNAMI/いけいけボンバーズ SUPU+TUNA+TOP N/A N/A N/A (25”39)* SSDC オープンSSDC N/A N/A N/A (23”84)* Veteran The PEANUTS FLYBALLDOG CLUB/CHD お達者CLUB N/A N/A N/A (22”87)* FREE WAY/いけいけボンバーズ BON-WAY N/A N/A N/A (21”82)* ノービス SKY FLAP DOG KAKERU N/A N/A N/A N/A BAルンPA/PEANUTS プチ舞 N/A N/A N/A N/A
*は参考タイム
タイトル獲得者(犬)は以下の通り。
FMX Jade Bloom(STRIKE WYVERNS)/ GIGIO(STRIKE WYVERNS)/ 弾(チームYJC)
FM clair(FREE WAY)
FDCh Roco(チーム・スプラッシー)/ さくら(STRIKE WYVERNS)/ キャンディー(チームYJC)
FDX TAP(CHD)
ディビジョン1では自己クラブベストタイムこそ更新しなかったが、FREE WAYが初めてのディビジョン1優勝を飾った。クラブベストタイムではチームYJC(18"24)、いけいけボンバーズ(18"27)に続き18"66と3番目の実力を持っていたのにこれまでは運にも恵まれなかった。今回、第1ディビジョンは3チームによるダブルラウンドロビンを行ったので、FREE WAYはチームYJCと2回当たっている。1回目の対戦ではF2−Y3で負け越している。しかも、Fの2勝は共にYJCがリランした時だ。初戦では交差に不安を抱えるFREE WAYは交差を詰めることができなかったので、見た目にはYJCが有利だった。こんな空気の中で迎えた2回目の対戦。勝負の流れを決めたのはその第1ヒートだった。両者初めてクリーンに走り、Y19"29に対してF19"28と100分の1秒でFREE WAYが競り勝った。その後、YJCは焦りも見え、第2、第3ヒートをファウル。丁寧にせめたYJCの第4ヒートをFREE WAYは果敢に挑んみ本日のベストタイム19"05で退けた。ここまで1勝もとれなかったYJCは最終ヒートもファイル。結局最後まで立ち直れなかったYJCを5−0で下し、ディビジョン1での初優勝を確実なものとした。今回久しぶりに戦列に戻ったFREE WAYのうな(BC)の活躍もめだった。祝。
ディビジョン2はシードタイムを20"50〜21"50で提出のあった5チームの総当たり戦で行われた。ディビジョン2を制したSKY AIRS(チームYJC所属)は実力的にはディビジョン1に混じっても十分に戦える犬が揃っている。実際に優勝をかけた対SSDC戦においては2回もB/Oに相当するタイム(そのうち1回は18秒台)を出していたが、たまたまそのヒートでSSDCの犬がSKY AIRSのレーンに入り、SSDCにインターフェアランスが課せられSky-Airsに暫定タイムが与えられて救われた。SSDCは前半でも勝てるはずのヒートをいくつも落としている。折角、決勝で相手がミスをしてくれたのにものにすることができずに終わった。SSDCにとっては残念な結果となった。
ディビジョン3はシードタイム23“00で提出のあった2チームとオープンの3チームで総当たり戦を行った。Div.3の両チームはオープン戦で順当に勝ちヒート数を重ね、最後HEAD TO HEADを4−1で制したPEANUTSが優勝を飾った。デビュー3戦目にして2回目の優勝となった。
各ディビジョンでは、そこここに接戦が繰り広げられ対戦しているチームも見ている者にとっても興奮する一日だった。フライボールは速さを競う競技ではあるが、それは第1ディビジョンの物だけではなく、同じようなスピードのチームと対戦する事によってディビジョンに関わらず、リアルタイムで競い合う楽しみである。競り勝つ楽しさ、負ける悔しさ、勝負どころを見極める勘を養って楽しんでもらいたいものだ。