第43回JFPSフライボールトーナメント@埼玉県秋ヶ瀬公園 結果
第43回JFPSフライボールトーナメントは2009年12月27日 埼玉県秋ヶ瀬公園で開催された。 レギュラークラス14チーム・オープンクラス2チーム ・ベテランクラス1チーム・ノービスクラス5チームの合計22チームが参加して楽しく競技を行った。
当日は午前中は風が強く寒かったが、風が収まると日差しが暖かな絶好のフライボール日和となった。
レギュラークラスは4つのディビジョンに分けオープンはそれぞれディビジョン1と2に振り分けベテランクラスはディビジョン4の2チームと合同でレースを行った。レギュラークラスはそれぞれの勝ちヒート数で順位を決定した。
ディビジョン1+フラボ★オールスターズ 5/5のシングルラウンドロビン (計20ヒート)
ディビジョン2+オープンYJC/SL 4/4のシングルラウンドロビンのあと3/3のシングルラウンドロビン (計21ヒート)
ディビジョン3 5/5のシングルラウンドロビン (計20ヒート)
ディビジョン4+BON-WAY 4/4のダブルラウンドロビンのあとディビジョン4の2チームによる直接対決(4/4) (計20ヒート ベテランは16ヒート)
今回、1年1ヶ月ぶりにチームYJC内のSky-Airsチームが同クラブ内チームYJCのもつ記録を0.35秒縮める17.89と言う好タイムを出し、日本記録を更新した。
参加チームと結果は以下の通り。
順位 クラブ名 チーム名 勝ちヒート シードタイム B/Oタイム ベストタイム Div.1 1 FREE WAY Rockets 16 19”50 N/A 19”18 2 チームYJC Sky-Airs 15 18”50 N/A 17”89 3 チームYJC チームYJC 10 19”00 N/A 19”91 4 STRIKE WYVERNS STRIKE WYVERNS 9 19”50 N/A 19”32 OPEN いけいけボンバーズ/FREE WAY/チーム・スプラッシー フラボ★オールスターズ N/A 19”50 N/A 18”55* Div.2 1 群馬暴暴団 雷神 20 21”50 20”30 20”49 2 CHD CHD 15 21”30 20”30 20”42 3 FREE WAY Success 6 22”50 20”30 21”87 OPEN チームYJC/Swimmers Lab. オープンYJC/SL N/A N/A N/A 22”55* DiV.3 1 CHD CHD2 17 23”00 22”00 22”22 2 STRIKE WYVERNS Barguest 13 23”00 22”00 22”65 3 SSDC SSDC 8 23”00 22”00 22”39 4 EVER GREEN FLYBALL CLUB EVER 7 23”00 22”00 22”86 5 EVER GREEN FLYBALL CLUB GREEN 5 23”00 22”00 23”83 Div.4 1 Sky Flap Sky Flap 18 24”00 23”00 23”38 2 チーム・スプラッシー チーム・スプラッシー 10 24”50 23”00 23”83 VET. いけいけボンバーズ/FREE WAY BON-WAY N/A N/A N/A 22”23* Novice Sky Flap KAKERU どんべえ・幸・クリス・チェリー チーム・スプラッシー チーム・スプラッシー 蘭・琥珀・ロビン FREE WAY ふりーうぇいのーびす ZUZU・なるど・ROOT・ぷんぷん CHD CHD 風太・ユリウス 群馬暴暴団 新神 クルール・月海・リアン・チェスター
*は参考タイム
タイトル獲得者(犬)は以下の通り。
FMCh Jupiter(チームYJC)
FMX LEO(STRIKE WYVERNS)/コロン(チームYJC)/サンディ(FREE WAY)
FM アピ(CHD)/うな(FREE WAY)/レスカ(FREE WAY)/ルビー(CHD)
FDCh−G うらら(群馬暴暴団)/メイプル(チーム・スプラッシー)
FDCh−S キャンディー(チームYJC)/リョーマ(チーム・スプラッシー)/まりこ(EVER GREEN)/ビッケ(SSDC)
FDCh Tap(CHD)/クライフ(Sky Flap)/ロッキー(チームYJC)/ちゃいぶ(FREE WAY)
FDX 七波(SSDC)
ディビジョン1はオープンクラスのチームを含めシードタイムを20秒未満で提出した5チームによる総当たり戦を5/5(勝っても負けても5ヒートを行う形式)行った。前回の大会でディビジョン1での初優勝をしたFREE WAY Rocketsは初戦の対Sky-Airs戦を1−4で落としたものの残りの対戦を全て全勝し勝ちヒート数16で、辛くも勝ちヒート数15のSky-Airsの追撃をかわした。ラインナップはうな(BC)、clair(A.シェパード)、MELODY(BC)、Raiz(Aシェパード)。ハイトドッグはMELODYで11インチを跳んだ。クラブとして2連続のディビジョン1優勝を飾った。Sky-Airsは朝一番のレースで日本新記録(17“89)を出した。そのほかにも18”05など今までの記録を上回るタイムを出した。昨年デビューしたキャンディー(BC)は俊足ながら小柄でチームのジャンプ高さを11インチにしてくれる。その真価が表れ始めた1戦だった。今後が楽しみだ。
ディビジョン2はシードタイム23秒未満で提出のあった3チームとオープンの1チームの計4チームの総当たり戦2回で行われた。ディビジョン間のヒート数の調整のために、1ラウンド目は4/4、2ラウンド目は3/3形式で行われた。暴暴団の雷神はリランのあった1ヒートを除き全てのヒートをクリーンに勝ってディビジョン2優勝を持ち帰った。クラブとして4回目の優勝だった。リン(BC)、海夏(BC)、Dear(BC)、うらら(Mix)のラインアップにハイトドッグがなくジャンプ高さは最高の14インチを跳んでの戦いだった。
ディビジョン3はシードタイム23秒で提出のあった5チームによる5/5の総当たり戦で戦われた。CHDの2チーム目、CHD2は第1レースの3ヒートを除き残りを全てクリーンに走り、勝ちヒート数17で危なげなく優勝を決めた。ラインアップはミク(BC)、シンバ(柴犬)、L(パピヨン)、綺羅(ラブラドール)。ジャンプ高さは7インチだった。今回、The PEANUTS FLYBALLDOG CLUBから独立したEVERGREEN がデビューした。
ディビジョン4はシードタイムを24秒以上で提出のあった2チームとベテランチームの3チームの総当たり戦を2回で行われた。SKY FLAPは地元静岡の陽だまりドッグランでのデビュー戦に続き2回目の優勝リボンを手にした。ラインアップは蘭(ラブ)、チャチャ(ラブ)、キャスバル(ゴールデン)、クライフ(JRT)、チェリー(ラブ)幸(MIX)。ハイトはクライフで7インチ。クライフが入らなかった2ヒートは14インチを跳んだ。キャスバルは犬種別ランキングでゴールデンの1位となった。
2009年の最後のトーナメントを終了して1年間にもっとも多くのチームをまとめ、競技会を盛り上げてくれたクラブオーナーに与えられるMVCO AWARDは参加数延べ20チームでチームYJCの飯塚豊先生に決まりました。2008年に続き2年連続の受賞です。最後に新記録の更新までつけて、フライボール競技会を盛り上げて頂き誠に有難うございました。