日本フライボール育成協会(JFPS)公式ルール
天野邦彦及び縁はルールを標準化し、トーナメントの記録を残し、日本におけるフライボール競技の発展を導くためにNAFA(北米フライボール協会)のルールを引用し使用することを申請した。2003年7月、NAFAのご好意により、日本フライボール連盟にて、NAFAのルールを引用することを許可された。2005年9月日本フライボール連盟分裂により、2005年12月新たに日本フライボール育成協会(以下JFPS)として競技を再開、登録チームポイントその他ルールは継続使用することになった。
日本での更なるフライボールの普及と発展のために育成クラスでの実績を有すU-FLI(The United Flyball League International Inc.)にシングルスクラス、ペアーズクラス、プリフライトシングルクラスを含むU-FLIのルールの使用許可を申請。2013年7月、10年に及ぶJFPSの開催実績と使用許可元のルール(精神)を尊重する姿勢が評価され、U-FLIの公式トーナメントの日本での開催を含め、JFPSによるU-FLIのルールの使用許可がU-FLI役員会にて承認された。U-FLIのご好意を受け2013年秋より従来のノービスクラスに替わり、より競技志向の高いシングルス、ペアーズ、プリフライトシングルスクラスの導入を試みる。
したがってJFPSの許可無くこのルールの複製、いかなる形あるいは方法での転載をすることを禁止する。ただし、短い一節を雑誌、新聞、放送もしくは彼らの指示の元に生徒の教育のため、確認する関係で引用したい人はその限りではない。
フライボールの競技は左右に並んだ51フィート強のコースで其々4匹の犬がいる2つのチームで競う。其々の犬はリレー方式でジャンプを越え、フライボールボックスを作動させて、ボールを放ち、ボールを咥えそしてまたジャンプを越えて戻ってこなくてはならない。次の犬がコースを走るために放される時、その犬は前の犬が4つの全てのジャンプを越えて戻ってきて、スタート・フィニッシュラインにたどり着くまでスタートフィニッシュラインを越えてはいけない。4匹全ての犬がエラー無しに 先にコースを走り終えたチームがそのヒートに勝つ。
以下にJFPS公式戦でのルールを記す。
内容: チャプター1−道具
セクション1・1−フライボールボックス
セクション1・2−ボール
セクション1・3−首輪
セクション2・1−床
セクション2・2−囲い
セクション2・3−ジャンプ
セクション2・4−会場設定
セクション8・1−トーナメントのシーディングとブレークアウト
セクション8・2−ジャンプの高さ
セクション8・3−ヒート
セクション8・4−アグレッシブドッグ
セクション8・5−犬の状態
セクション8・6−レースの結果
このルールはNAFAルールに基づきフィート、インチ表示をしています。換算は以下の通りです。(フィート・インチ表示の巻尺はスポーツ用品店で購入可能だそうです。)ただし、センチメートル・メートルでの表示は参考表示であり、競技はフィートインチで計測します。
1インチ=2.54センチ
1フット=12インチ=30.48センチ